memoire


4.田中康夫氏
一橋大学在学中に小説『なんとなく、クリスタル』で文壇デビュー、河出書房新社の第17回文藝賞を受賞、文筆活動以外にもテレビ、ラジオなどにも出演、1995年の阪神淡路大震災ではボランティア活動に従事。 2000年には長野県知事選挙に出馬、2期務め、3期目落選したものの、任期中には、草根の市民運動に関わってきたことから「ウルトラ無党派」「真の保守」の立場から既得権益にしがみつく県政に大鉈を振るい、長野県の赤字財政を黒字化させた大変な実績を残されました。巴里映画関連会社では田中氏がテレビ朝日の番組「Oh!エルくらぶ」で司会を務めていた頃(1986-1992) 田中氏のジョブマネジメントを担当させていただきました。現在(2011)、衆議院議員、新党日本代表。
この田中康夫氏に巴里映画配給、ヴィルジニ・テブネ監督作品「ガーターベルトの夜」の字幕監修を依頼、字幕中にもともとのオリジナルにはない作家固有の言葉が出てきたため、故田山力哉氏から『キネマ旬報』誌上で大批判をされました。
批判記事コチラ
「ドクトル・タナカとは、僕のことだ。」
連載執筆を多数持つ超売れっ子作家の身ながら、夜の巷のフィールドワークをしっかりこなすバイタリティには、ラテンの男たちもきっとビックリ。「ガーターベルトの夜」には字幕監修、予告編のナレーションなど、精力的に参画。別名、恋愛専科のドクトルなのです。
「ケーキ買ってきて」と女の子に言われたら、それが真夜中でも男の子はヘラヘラしながら買いに行ってね。そうしてそのケーキを「やっぱり、いらない」とポイと投げ捨てられても怒りもせずに丁寧に「ごめんね」とか謝っちゃう。男の手で女性を磨きあげるフェミニズムの男女関係がウケなくなって、スタートラインからして男女平等。いや、男の方が終始一貫、報われないフェミニズムの恋愛が登場して、男の子は確実に弱くなっているね。そういえば最近セックスの時、自分の相手の耳たぶをなめるような女性が多い気がするけれど・・・。
(田中康夫『CREA』1990年2月号「憂国呆談」より)

北京在住の元巴里映画宣伝ウーマン、原口純子氏@北京





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