memoire

公開時に来日、箱根で作戦会議

6.ハリー・シンクレア
映画を買い付けるための見本市がカンヌをはじめ、MIFED(ミラノ)、AFM(サンタ・モニカ)など世界各地で開かれます。「TOPLESS」もミラノに出かけたときに出合った素晴らしい作品でした。「Topless Women Talk Their Lives」という奇妙なタイトルに惹かれスクリーニングルームへ。上映が始まると35mm映画であるはずが、中央部分に16mmサイズで冒頭のシーンが始まり、学生の実験映画か、なんだ・・・とがっかりして試写室を出ようかと腰を浮かせたら・・・ノリのいい音楽が始まり本編が本当にスタート。一気に引き込まれ、インディーズ系の「Flying Nun Records」レーベルのヒット曲を自在に多用、音楽よし映像よし運びよし・・・作りのセンスのよさにたちまち虜に。試写室を出た足でそのままバイヤーブースに駆けつけさせた作品のクオリティでした。
そして思わず200頁弱の、前代未聞のボリュームのパンフレット(というよりもグラフィティ本)を作ってしまったのです!もともと海外では日本の映画館で販売しているようなパンフなど無いわけですが、監督をはじめ、NZの関係者がこの“本”を手にして大感激、なんとNZの国立図書館の永久コレクションアイテムになってしまいました。



箱根で一句詠む

歓迎レセプション@NZ大使館

 
 
 
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