memoire


9.亀屋万年堂
「ナボナはお菓子のホームラン王です!」と昭和40年代のテレビで宣伝をしていたのが読売巨人軍の王貞治選手でした。このお菓子は東急東横線自由が丘の和菓子屋の亀屋万年堂が製造販売しているものです。贈り物として頂いた方もいらっしゃるでしょう。この和菓子屋さんは創業が戦前の1938年。
渋谷の東急文化村ル・シネマでフランス映画の夏の興行が決定したのを受けて、映画業界がそれまで思いつきもしなかった宣伝方法を取ることにしました。その映画の持つ、現代の人たちが忘れかけている素朴で大事なコト、それを訴求するために、自由が丘にある亀屋万年堂さんの協賛をもらうことに注力、飛び込みとはいえ、映画宣伝の趣旨に快く賛同していただき、映画のタイトルと同じ名前の銘菓を作っていただいたのでした!食物繊維たっぷりの小麦ふすまを使ったこの銘菓は映画と同じように素朴な懐かしい味わい。この銘菓を興行期間中亀屋万年堂の各店舗で販売していただき、銘菓と映画とのタイアップポスターを東急東横線の各車両のドア横に夏の興行シーズン中貼り出し、大変な話題となりました。




<memoire・・・more>
 
 
 
2012カンヌ国際映画祭情報 on web dacapo

2011カンヌ国際映画祭2011カンヌ国際映画祭情報