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 体感・小さな旅シリーズ
  
鶴見を歩きながら、“撮感”を高める

 
 


東京と川崎の間に位置する鶴見は、江戸の時代から東海道を往来する人々で繁盛、漁業や ノリやアサリの養殖も 盛んで、 生麦なども漁場として栄えてきました。その名残からか、規模は小さくなったものの、魚河岸通りでは今でもすし屋などのプロ相手の朝市が立ちます。一方、日本の近代化とともに大正から昭和にかけて、鶴見の沖合いには埋立地が造成され,大企業の工場も次々と進出、 京浜工業地帯として大きく発展してきました。
今回の体感・小さな旅では、 工場通勤専用電車とも呼べるJR鶴見線の無人駅「国道」で降りて、戦中、戦後の昭和期の時代の様相が色濃く残る駅周辺を撮影スポットとし、少しだけタイムスリップしてみます。アーチ型の高架下通路は昼間でも薄暗く、さほど離れてもいない横浜の「みなとみらい」の開発とは全く縁のないまま、時計が止まってしまった風景が広がっています。
国道駅そばを流れる鶴見川では、最近になって護岸工事が完成しましたが、洪水の心配がなった代わりに、川岸に見られた入り組んだ路地とトタン張りの家々も新築家屋に生まれ変わってしまいました。しかし、たくさんの貝殻が敷き詰められた浜だけは保存され、昔のままの姿で残っています。魚河岸に出荷する貝を漁師が剥き身にする時に貝殻を浜に捨てて出来た浜です。付近で無心に遊ぶ子どもたちの姿だけは以前と変わりません。
 
 








 
 

〈写真をもっと愉しめる)カリキュラム 

特長

● 大きな括りのテーマは「日本の風土」です。
● “現役”の鶴見線国道駅付近の風景はリニア新幹線云々の時代にあって、大変貴重なものです。
● 撮影当日、集合前に鶴見線を終点の大川や海芝浦、扇町などを訪れると
  また違うイメージが浮かんでくるかもしれません。
  
● 旧東海道の魚河岸も残る生麦の町、少しスリリングな京急とJR各線を渡る踏み切り、
  全国1200万の檀信徒を誇る曹洞宗総本山総持寺も撮影対象です。

講座 授業テーマ
1回
撮影・テクニカル・レビュー
微妙な露出コントロールで体感撮影
2回 テクニカル・レビュー/
アーティスティク・レビュー
撮影作品講評、単葉・組み写真・編集頁作成(予定)
カリキュラムはフレキシブルに組んでいきます。変更もありますので、あらかじめご了承ください。
             
  募集要項
テーマ 日本の風土
講座名 体感・小さな旅シリーズ「鶴見を歩く」
講師 橋本 哲
ロケーション JR鶴見線国道駅付近、通称“貝殻海岸”、曹洞宗総本山総持寺(予定)
募集人員 10名
受講条件 デジタル一眼レフカメラ使用者
単眼レンズ(標準)があればなお可
開講日

全2回(撮影/講評)
[1] 9/27(日)
撮影日→10/3(土)に変更
撮影1JR鶴見線国道駅付近
撮影2 貝殻海岸
撮影3 総持寺

[2] 10/4(日)
講評→11/4(水)夜間に変更
(東京都写真美術館アトリエまたはTPOワークショップ、19:00-21:00)

→講座は終了しています

撮影日行程

■JR鶴見線国道駅集合13:00
国道駅付近ー貝殻海岸ー生麦魚河岸通りー生麦駅ー鶴見花月園競輪場付近ー
鶴見大学ー総持寺ー17時頃終了予定

講座風景


受講料
8,400円(全2回)
   
 
   
  受講お申込み
お申込みの受付後、折返し「受講申込確認書」をEメールでお送りいたします。ご確認ください。
   
  ご注意
ご都合のよろしい時にお早めに手続きを済ませてください。
定員になりしだい応募を締切らせていただきます。
   
  事務局・東京都写真美術館 地図