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 オプショナルコース「飯田鉄の街角撮り歩き」
   関東の地方都市や東京の下町への小さな旅を楽しむ
   −TPO飯田鉄夏季特別講座「小諸の街を歩く」&飯田鉄個展@サロン・ド・ヴェール− 

   
 
*左上→懐古園内の動物園で(木馬)。 *上中→*昼間、駅近くの飲み屋街。*右上 賑やかな薬屋さん。 *ひっそりとお客を待つお風呂屋さん。(下中央)  
汐溜、丸の内、六本木、品川、渋谷・・・東京は変貌し増殖を続けています。それでも古いままの街並みもまだ残っています。撮影対象にしたい被写体がたくさんあるのも東京の下町やローカル色の濃い地方の小さな町。風景や町の情景を「街の肌」の飯田鉄がどのように撮るか・・・。

TPO飯田鉄夏季特別講座では、少し足を延ばし、旧北国街道の宿場町であり、明治、大正時代の商家が点在する、長野県の小諸の街を訪ねます。撮り歩きの後は飯田さんの個展がサロン・ド・ヴェール(小諸市八満)で開催中なので、会場を訪れ、飯田さん自身からレクチャーを受ける予定です。

これまで関東の街を訪ね歩き、写真に収める試みを重ねてきましたが、今回は少し足を伸ばして長野県小諸市を歩きます。
小諸は小諸城を中心に、戦国、江戸時代を通じて栄えてきた信州の都市です。また北国街道の要衝の場所でもあり、街のそこここに歴史を感じさせる旧跡や建物が残されています。小諸城は現在懐古園と名前を変え、緑豊かな公園となって市民や観光客に親しまれています。今回の街歩きは、そのような小諸の旧跡を訪ね、さらに今に残る懐かしいの街並みや、ひっそりと佇む人々の普段の暮らしの面影も訪ね歩く事にしたいと思っています。
また、街歩きを終えた後に、やはり小諸にあるギャラリー「サロン・ド・ヴェール」で7月から開催中の飯田鉄の写真展を、作者の解説付きで観覧する予定です。東京から参加される方は、少々朝早くの出発、遅めの帰京になりますが、日帰りが可能です。また小諸泊が可能な方は小諸のひなびた趣きのある温泉宿での宿泊を予定していますー飯田鉄(談)

スケジュール:
8月1日12時小諸駅改札口集合。午後4時まで市内撮影。午後4時半から1時間ほど飯田鉄写真展観覧(サロン・ド・ヴェール)5時半解散。宿泊される方はギャラリー近くの温泉へ移動。宿泊組は8月2日午前に小諸市内で流れ解散。
アクセス:
東京―軽井沢 JR 長野新幹線、軽井沢―小諸間 しなの鉄道利用
(池袋からの直行バスの便もあります)

前期までの主な撮影場所:
@根津・千駄木・入谷などの上野周辺
@霞ヶ浦に近い土浦
@本郷湯島界隈
@小田原・国府津
@群馬の館林
@「醤油の町」野田
@深川、州崎エリア
@隅田川七福神(向島界隈)
@東松山
@足利
など

足利市内にて(09.4.12)
東松山箭弓神社にて(08.5.10)

 






 
コース 「TPO飯田鉄夏季特別講座 小諸の街を歩く」
+飯田鉄個展@サロン・ド・ヴェール
講師

飯田 鉄

著書
写真集
個展
「noraknis」
ー博物誌に寄せてー
写真撮影を仕事としていると、いろいろな土地に旅することが多い。そこでプライベートな時間ができると必ず訪ねるのが、博物館や動植物園である。小さな頃からそのような場所が好きで、どの土地でも引き寄せられるように見学に行く。それもピカピカの施設ではなく少し時間の手が加わった場所が好ましい。そうしたところでは展示されているもの達が、かつて現在であった昔の事や、存在していたであろう世界の広がりを、ゆっくりと語り始めてくれる。小さなころは不思議な空間としか意識できなかったのだが、今では「見える記憶」或いは見える世界観」の器のように思えてくる。そして時間の森のような、世界の縮図のようなそんな場所を歩くと、いささか空気も密度を増しているような気にもなるのである。今回は、私が写真を撮り始めてから折々に撮りためた、博物の展示場のささやかなアルバムをご覧頂きたい。
定員 15名
開講日
(予定)

全2回(撮影・講評)
[1] 撮影 8月1日(土)
[2] 講評
 8月20日(木)
終了

   
受講料 8,400円(税込)
往復交通費(長野新幹線または直行バス利用)、宿泊費(宿泊する方は。温泉宿)などは別途個人負担
   
    最新鋭デジタルライカM8、ご満悦の飯田鉄講師 (07.1.8)