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奈良原一高
Narahara Ikko

1931年 福岡県大牟田市生まれ。1954年中央大学法学部卒業。1959年早稲田大学大学院美術史専攻修士課程修了。1956年初めての個展「人間の土地」を発表し、写真家としての活動を始める。1959年東松照明、細江英公、川田喜久治らと「VIVO」を結成。1962〜1965年にかけて、パリを拠点 にヨーロッパに滞在。1970〜1974年までニューヨークに滞在。これまでに日本を始め、アメリカ、カナ ダ、ヨーロッパ各地、韓国などで数多くの個展、 および゛ループ展を行う。1978年アルル国際 写真フェスティバルにて、ワークショップを行う。 九州産業大学写真学科教授

1958年第2回日本写真批評家協会新人賞(「王国」)、1959年第2回ウ゛ェネチア国際写真ビエンナーレ銅賞。1967年第11回日本写真批評家協会作家賞(「ヨーロッパ・静止した時間」)、67年度芸術選奨文部大臣賞、第9回(67年度)毎日芸術賞(「ヨーロッパ・静止した時間」)、1986年第36回日本写真協会年度賞(「ウ゛ェネツィアの夜」)、1987年第3回東川賞国内作家賞(「ウ゛ェネツィアの光」)、1996年紫綬褒章
■主な個展
1956年 「人間ノ土地」(松島ギャラリー 東京)
1958年 「王国」(富士フォトサロン 東 京)
1959年 「城」(丸の内ギャラリー 東京)
1960年 「ブルー ヨコハマ」(月光ギャラリー 東京)
1960年 「カオスの地」 (富士フォトサロン 東京)
1965年 「スペイン 偉大なる午後」(富士フォトサロン 東京/壹番館画廊 東京)
      「生きる歓び」(渋谷西武 東京)
1973年 「Ikko」(ジョージ ・イーストマン・ハウス国際写真美術館 ロチェスター/
      ナイクルー・ギャラリー ニューヨーク)
1974年 「Ikko's America」(ニコンサロン 東京他)
1975年 「Ikko」(ライト・ギャラリー ニューヨーク)
1975年 「静止した時間」(写大ギャラリー)
1977年 「ブロードウェイ 1973-1974」(飯田画廊別館 東京)
1979年 「光の回廊 サン・マルコ」(和光ホール 東京)
1979年 「近くて遥かな旅」(ニコンサロン 東京他)
1980年 「光と波と」(丸善画廊 東京他)
1980年 「ウ゛ェネツィアの光」(ニコンサロン 東京他)
1981年 「Ikko Narahara」(フォトグラファーズ・ギャラリー ロンドン)
1983年 「夜光都市・ウ゛ェネツィア」(ニコンサロン 東京他)
1983年 「空気遠近法」(西武コンテンポラリー・アート・ギャラリー 東京)
1984年 アムステルダム・フォト'84(アムステルダム)
1985年 「肖像の風景」(有楽町朝日ギャラリー 東京)
1985年 「光と闇 二つの世界」(ウォーカーヒル美術館 ソウル)
1986年 「ディジタル・シティー」(ニコンサロン 東京他)
1987年 「人間の土地 1954-1957」(フォト・ギャラリー・インターナショナル 東京)
1987年 「無国籍地」(ウナックサロン 東京)
1987年 「星の記憶」(パルコ・ギャラリー 東京)
1987年 「魅惑のウ゛ェネツィア」(プランタン銀座 東京)
1989年 「天頂の街ベルガモ」(ウナックサロン 東京)
1991年 「ブロードウェイ」「復活の都市」(フォト・ギャラリー・インターナショナル 東京)
1994年 「ブルー ヨコハマ」(パストレイズ・フォト・ギャラリー 横浜)
1994年 「1万5千回の夜の間に」(プラザ・ギャラリー 東京)
1995年 「ポケット東京」「東京スカイライン」(コニカプラザ 東京)
1995年 「Tokyo,the '50s」(モール)
1997年 「ポケット東京 1992-1997」(コニカプラザ 東京)
1997年 「消滅した時間」(台中撮影藝廊 台中、台湾)
1998年 「消滅した時間」(台北撮影藝廊 台北、 台湾)
1998年 「消滅した時間 1970-1974」(フォト・ギャラリー・インターナショナル 東京/ギャラ
      リー807 函館)
1999年 「円」(バーソウ・フォト・ギャラリー 東京)
2003年 「天」(フォト・ギャラリー・インターナショナル 東京/GALLERY RAKU京都造形芸術大学)

■主な グループ展
1956年 「第1回国際主観主義写真展」(日本橋高島屋 東京)
1957年 「10人の眼」(小西六フォトギャラリー 東京)
1958年 「10人の眼」(小西六フォトギャラリー 東京)
1958年 「日本主観主義写真展」(富士フォトサロン 東京)
1959年 「10人の眼」(小西六フォトギャラリー 東京)
1959年 「第2回ウ゛ェネツィア国際写真ビエンナーレ」(ウ゛ェネツィア)
1960年 「現代写真1959年」(東京国立近代美術館)
1962年 「NON」(松屋 東京)
1966年 「現代写真の10人」(東京国立近代美術館)
1974年 「New Japanese Photography」(ニューヨーク近代美術館)
1974年 「世界の10人展」 (マックスマスター・ギャラリー カナダ)
1976年 「Neue Fotografie aus Japan(現代日本写真家展)」
      (グラーツ市立美術館 グラーツ、オーストリア)
1978年 「VIVO」(サンタバーバラ美術館 サンタバーバラ、アメリカ)
1979年 「Japan:A Self-Portrait」(国際写真センター ニューヨーク)
1980年 「第1回シャルロワ国際写真トリエンナーレ」(ベルギー)
1986年 「Houston and the Rodeo」 (ヒューストン・フォト・フェスト アメリカ)
1986年 「1910-1970Japon des Avant-gardes(前衛芸術の日本1910-1970」
      (ポンピドゥー・センター パリ)
1987年 「写真1945-1985」( ハンブルグ工芸装飾美術館 ドイツ)
1990年 「東京・TOKYO」( 有楽町西武アートフォーラム 東京)
1990年 「International View Point」(ヒューストン美術館 アメリカ)
1991年 「54 Master Photographers of 1960-1979」(国際写真センター ニューヨーク)
1991年 「日本写真の転換 1960年代の表現」(東京都写真美術館)
1991年 「写真の1955-65 自立した映像群」(山口県立美術館)
1991年 「Venice」(ニューチャーチ美術館 アムステルダム)
1993年 「時代をひらいた写真家たち1960-70年代」(東京都写真美術館)
1994年 「Reflection of Venice」(プリンストン大学美術館 アメリカ)
1994年 「Quest For the Moon」 (ヒューストン美術館 アメリカ)
1995年 「写真都市TOKYO」(東京都写真美術館)
1995年 「日本現代写真史展の綜合展示『記録・創造する眼』」(三越本店他)
1995年 「戦 後文化の軌跡1945-1995」(目黒区美術館 東京)
1995年 「澁澤龍彦画廊展」 (日動画廊 東京)
1996年 「1953年 ライトアップ 新しい戦後美術が見えてきた」 (目黒区美術館 東京)

■出版
「ヨーロッパ・静止した時間」(鹿島研究所出版会 1967)
「スペイン 偉大なる午後」 (求龍堂 1969)
「ジャパネスク」(毎日新聞社 1970)
「映像の現代1 王国」(中央公論社 1971)
「生きる歓び」(毎日新聞社 1972)
「消滅した時間」(朝日新聞社 1975)
「Seven from Ikko(ポートフォリオ)」(ウナックトウキョウ 1977)
「ソノラマ 写真選書9 『王国 沈黙の園・壁の中』」(朝日ソノラマ 1978)
「日本の美 現代日本写真全集 第9巻『近くて遥かな旅』」(集英社 1979)
「光の回廊 サン・マルコ」 (ウナックトウキョウ 1981)
「空気遠近法」(現代版画工房 1983 詩 田村隆一)
「昭和写真・全仕事9 奈良原一高」(朝日新聞社 1983)
「肖像の風景」(新潮社 1985)
「ウ゛ェネツィアの夜」(岩波書店 1985)
「人間の土地」(リブロポート 1987)
「ウ゛ェネツィアの光」(流行通信 1987)
「星の記憶」(パルコ出版 1987)
「ブロードウェイ」(クレオ 1991)
「デュシャン大ガラスと瀧口修造シガー・ボックス」(みすず書房 1992)
「空 Ku」(リブロポート 1994)
「Japanesque」(フェデリコ・モッタ社、ミラノ 1994)
「消滅した時間1970-1974(再編集版)」(クレオ 1995)
「Tokyo,the '50s」(モール 1996)
「ポケット東京」(クレオ 1997)
「奈良原一高 日本の写真家31」(岩波書店 1997)
「HEAVEN[天]」(クレオ 2002)
「Ikko Narahara」(ヨーロッパ写真美術館 2002)


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