Copyrighted by
© TPO co.,ltd
All Rights Reserved.
FOTOLOGUE/フォトローグ
 
  FOTOLOGUE東京2/14
 
“My Favorite…”
  浦上純子 
画像をクリックすると大きな画像が見られます
クリスマスが過ぎてしばし巷は静寂モードだったけれど、またまたバレンタインデー、ホワイトデーとまたまたおまつりモードになっている。デパートのチョコレート売り場の人だかりを見ると「なんだかな〜」と妙に冷めた気持ちになってしまった。(こう言いつつも楽しんでいる私もいる…)。バレンタインデーの起源はなんだろうと思ったところ、これに関する記事を新聞で発見!それによると…
“もともとは、恋人の守護神とされる聖者バレンタインの命日。バレンチノ(英読みバレンタイン)はBC3世紀のローマ時代にイタリアに実在した人物。当時、若者の多くが戦争に出たがらず、ローマ皇帝クラウディウス2世は女性や家族が引き留めるためだとして、若者の結婚を禁じた。しかし、バレンチノは若者たちを見かねて、内緒で結婚させてしまい、やがてバレンチノは投獄され、270年2月14日に処刑されてしまった。”
このようなことらしい。しかし、日本は1958年に「バレンタインセール」をしたのがきっかけで、このお祭り騒ぎがはじまったらしい。なんとも日本らしい。
まえふりが長くなってしまったが、先日、ミーハー的にチョコレートをあげたい人の一人である作家であり写真家でもある椎名誠さんの写真展に行った。雑誌アサヒカメラに連載している「シーナの写真日記」の写真展。写真を見ながら、改めて、“色々な国に行ってたくさんの人に出会って、写真を撮って…。ワタシの理想の人生だ〜”と思ってしまった。以前に椎名さんが「貧しい国の子どもたちほど、きれいな目をしている」とおっしゃっていた。物質的なものがあふれている豊かな国では気がつかない本当に大切なもの、美しいもの(目には見えないものも含めて)を貧しい国の子どもたちはちゃんと観て育っているんだなと思った。田沼武能さんも“子どもは地球の鏡だ”述べていたけれど、“子どもは国の鏡”ということでもあると思う。
会場にはちょうど、椎名さんがいらした。デジカメの話しになり、「デジカメよりもやっぱり銀塩の世界がいいよね〜」という話しをしたあとに、しっかりデジカメで真を撮らせてもらった。