武蔵野美術大学卒業後、新聞記者を経て持ち前の好奇心から、ファッションイベントのプロデュース、音楽、風俗一般について「BRUTUS」など雑誌で執筆。フリーエディターとして「アンアン」「ミス家庭画報」「she's」「マリ・クレール」「FRaU」「流行通信」「FIGARO」「ヴァンサンカン」「ef」「SPUR」など多くの女性誌や男性誌「GQ」「流行通信HOMME」などにもレギュラーで寄稿。
1985年、広告や雑誌の企画制作をする株式会社TPOを設立。エディトリアル・プロデューサーとしても活躍。
1987年にはフランス映画を中心としたヨ ーロッパ映画の輸入配給会社、巴里映画を設立。92年、話題となった日仏合作『サム★サフィ』では日本側 のプロデューサーとなり、数多くのヒットメーキングの技を発揮、ミニシアター系映画興行の新たなマーケットを開拓し、その後もアート作品、文化度の高い作品を世に送り出していく。
新人監督作品の発掘にも注力し、ニュージーランド 映画「TOPLESS」「ミルクのお値段」などを続けて配給。現在日本の作家をモチーフにした日・仏合作作品の製作を進行中。
映画関連の インタビュー、執筆も幅広く手がけてきた


名優リシャール・ボーランジェ@パリ
幻冬舎文庫がスタートした際は、仏の名優リシャール・ボーランジェの著書「素敵だな、夜の街」を『ブルース』として村上龍の監訳で出版プロデュース、解説も担当。
編著作として『映画プロデューサーになる!』(CWS共編著/メタ ローグ刊2003年)がある。
最新公開作品はハリー・シンクレア監督「猫は、なんでも知っている」で2004年6月にシネセゾン渋谷で公開。
1997年からは読売カルチャーサロン青山で洋画配給ビジネス講座をプロデュースし(現在は東京都写真美術館で開講)、自ら講師も務め、2007年には第20期を迎えるまでとなり、多くの人材を映画業界に送り出してきた。また関連講座として「映画ライター養成」「ミニシアター・ビジネス」なども併設、更に映画雑誌『FLIX』との共同企画で現役雑誌編集長直伝の「映画雑誌編集プロ養成講座」や実際に公開される作品を教材とした「映画宣伝パブリシスト養成講座」なども開設し、他にはない、そのユニークで実践的なカリキュラムにより、即戦力が身につくという評価を得るに至っている。
2007年春からは文京学院大学が特別講師として招聘、アニメの源流ともいえるディズニー映画を中心とした映画論をレクチャーしている。
また、ハナブサ・リュウ、ハービー・山口、大西みつぐ、森山大道、奈良原一高、長野重一など、著名な写真家を講師陣に擁するフォトスクールを写真・映像文化情報発信の一大拠点である東京都写真美術館のアトリエを教室会場に運営している。

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