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American National Park/田村瑞樹
代官山フォトギャラリー 2005.6.2-6.7
一昨年私はアメリカへ旅行したくなった。しかし都会で写真を撮るのがちょっと怖かった。そんなときに国立公園の撮影ツアーの話を知り参加することにした。 東京でスナップを撮ってきた私にとって「自然がある」とは「何もない」ことを意味する。何を撮ったら良いのだろうか。 一週間、日の出前に起床し、崖を登ったり降りたり。夜は深夜までスライドショーに付き合った。昼食は屋外のテーブルに食材を広げて自分たちでサンドイッチを作るアメリカンスタイル。 それにしてもアメリカの国立公園はタバコの吸殻一つ落ちていない。ここは人工的に管理された土地なのだ。モロッコやシリアなど砂漠をもとめて何度か旅行した。そこで目にしたラクダがここにはいない。砂漠と生活を結びつけるものが希薄だと感じた。 人の手が加わったしるしを軸に撮影を開始し、そのうち都市で撮影してきたのと同じ事をここでしていたような気がする。
いつか再びアメリカへ撮影に行ってみたい。