「はなうた」 私はいつもカメラ片手に街を歩き、はなうた交りでショットする。 それはいつもの場所であったり、一度きりの場所であったり。 でも、共通して言えるのは、その瞬間でしかないということ。 街は姿を変え、新たな微笑みをもたらしてくれるだろう。 通い慣れた道を歩きながら、そんなことを思う。 立ち逢う風景は、いつも丸い空気に包まれているよう。 それは暖かく、儚い。 大げさな事やものではない。ただそこに在る事、目にするものを 掬ってゆきたい。 そして救われるのは、私なのだ。