講座カリキュラム
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終の棲家/苅込祐
新宿ニコンサロンBis21 2004.9/7-9/13
 



房州は実にいいところです。
温暖な自然環境は「冬は菜種の花が咲き」と詠われたり、「房州人は肋骨が一本足りない」 などと形容されたりします。
時代の流れとともに農村の生活のありようは変化してきましたが、今尚、日本の原風景の一端が 垣間見えることに安堵感を覚えます。
私の実家は鴨川です。今でも母屋、蔵、物置、離れ、といった典型的な農家のたたずまいが 残っています。
蔵や物置の中に放置された昔の農耕具類、屋敷のあちこちに散在するガラクタ、そして老父の 趣味の数々、これらはここでの住人(両親)の生活ぶりそのものであります。
数年前から年老いた両親を看るため、頻繁に帰省するようになったのを機会に、
老夫婦の生活の舞台を記録に残そうと撮り始めました。
たくさんの思い出とともに今があることに感謝しながら撮ったものです。