テレーズ |
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生きるにはあまりに短く、愛するにはあまりに永い…ジーザスに恋した聖少女、その究極の純愛。 |
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1986年/フランス/カラー/1時間30分 |
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史上最年少で神に召され聖人として列挙された聖少女テレーズ・マルタンの短い生涯を、極めてアーティスティックに描いたフランス映画ならではの秀作。それまでは、アラン・ドロンが主演の「さすらいの狼」など、アクション派監督として知られるアラン・カヴァリエ監督が、聖女の青春群像をシュールなアート作品として世に発表したこともさながら、86年のカンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞し、翌年のセザール賞6部門総なめにして、フランスに「テレーズ現象」を巻き起こした注目の作品。日本公開時も、公開劇場の新宿周辺が全国から集まった修道女たち、クリスチャン・ネームにテレーズを持つクリスチャンの方々でいっぱいになるぐらいのヒット作品となった。
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