ガーターベルトの夜 |
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もう、男は女の言いなりだ。 |
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1984年/フランス/カラー/1時間25分 |
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「エリザとエリック」で一躍知られるところとなった、トリフォー、ロメール作品の女優でもあったヴィルジニ・テヴネの監督作品第一作目で、彼女の独自の世界の原点となった貴重な作品。日本公開当時、シネセゾン渋谷のレイト上映は、雑誌・ファッション、演劇関係者や文化人など、オピニオンリーダーたちが訪れる場として知られており、本作品も各界で活躍中の輩が夜な夜な上映を観に訪れた。また、来日したテヴネさんを囲んでの特別上映会とトークショーの折には、今をときめく、田中康夫氏や、真鍋太郎氏、(テリー伊藤氏はドタキャン!)という豪華メンバーが集まり大いに盛りあがり、彼女にエールを送った。また、田中康夫氏は本作品で、初の字幕超訳に取り組み、お得意の“ペロ、グリ“言葉を組み込んだため、映画評論家の放田山力哉氏に「キネマ旬報」誌上で大批判されたことも話題となった。
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