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 假屋崎省吾著「カリスマ*カーリーの幸せの美学」

   
TPOが企画・編集した假屋崎省吾著「カリスマ*カーリーの幸せの美学」が10/25(木)にマガジンハウスから発刊。
華道家假屋崎氏の記念すべき20冊目の本となり、テレビでは見ることのできない素顔や、仕事に対する姿勢、ありかた、家族との絆などが綴られている。表紙など写真はハナブサ・リュウ撮影。
Chapter 1


花をいけることも、生き方も、自分の美学に1ミリの妥協もしない
美しくなくては生きていけない。いつも美しいものに囲まれていたい
「新しい華道」の旗手になる
美しい花という命をいかし、空間を生み出す芸術が、華道です
パワフルな花で「自分らしさ」を表現して、幸せ気分をつかまえる
花をいかした作品は、どれも世界にひとつ。だから、丁寧に教えたい
人に厳しく、自分にも厳しいプロは美しい
自分の家づくりは、ステイタスではなく、空間芸術の原点
創造性の宇宙を、自分の住まいに再現する
働くということは、求められていることの証。これはものすごく幸せなことです
Chapter2

人のやらないことをやる。その美意識を育んだ宿命の子ども時代
人生をまっとうに生きた多趣味の両親。園芸は命あるものをいかす、ホンモノの道楽でした
公僕をまっとうした一徹な父の美徳は、「家は持たない」こと
料理しながらシューベルトを口ずさむ母の影響で、クラシック音楽の美しさに浸る
建築学を専攻した父の仕事が、息子を豪華なお城好きにしていった
園芸セミプロ一家の長男が、体育嫌いでも怒られなかった幸せ
内向的だった私が、花に導かれ、変わったとき
気がつけば三つ子の魂が今そのままに、花の芸術をしている
Chapter3

人生半世紀を迎える今も、35歳のお肌を保つ秘密は、食へのこだわり
大病になりかけたことがきっかけ。「負」のできごとも逆手にとってヘルシーになる
美しいイメージがなかったら、花をいけることも、料理を作ることも成功はありえない
私は、ホンモノの料理人に教わった幸せ者。『きょうの料理』を通してですが・・・
母とのコミュニケーションは「オダイドコ」で、それはそれはハッピーな時間
美意識の高い日本橋三越本店の特別食堂に、ワクワクした子どもでした
お肌も心も元気がないときは、ジャガイモ、ニンジン、タマネギと、トウモロコシが“自分サプリ”です
Chapter4


装うことやたびすることも、自分らしく、美しくなくては意味がない
黒い服を身に着ける意味と、自分らしさについて
ラッキーの秘密は、お気に入りの指輪と、運気を呼び込む「赤」
旅するところ、見るべきお城や館あり。だからこと、ヨーロッパが大好き
ホテルでもミュージアムでも、あらゆるところに、お花が素敵にいけてあるのもパリだから
最高の演出は、雪。寒い時期のパリは美しさが際立つ。冬の日本なら、京都、日光、軽井沢
パリでは、高級レストランで食べません。おみやげも、免税店で買いません
イタリアでお気に入りは、バルコニーのゼラニウムが美しいヴェネツィアと、人々が心優しいリミニです
ブランドものでなくてもいい。冬のコートやマフラー、手袋は現地調達で
アジア旅行の楽しみは、注文で作るアオザイやチャイナドレス
美意識や感性が同じなら、友達との旅は幸せ感が広がります
Chapter5


生きてこそ、亡くなってもなお、「美しく生きよ!」と教えてくれる人たちからいただく幸せ 母として、妻として、女として優しく賢く、私を育み、人生を謳歌した母は、ホンモノの美しい人
前に進めなくなったときの救世主が美輪明宏さん。母亡き後の、“お母さん”なんです
フジコ・ヘミングさんは、誰よりも魂の美しい人
ルードウィッヒは、ワーグナーと共に美しく私の心に生き続けている
ホンモノの女優は、なぜみな美しく、永遠不滅に語られるのか
フィリップ・スタルクに、家をデザインしてもらえたら
愛するパートナーとの、ハッピーないい関係と距離
美しき生命体のメス2匹。猫もしっかり家族です
美意識を共有できるアーティストたちとの幸せの連鎖
Chapter6


幸せになるための、カーリーお花相談Q&A
假屋崎省吾プロフィール(本書より)
華道家。假屋崎省吾花教室主宰。美輪明宏氏より「美をつむぎ出す手を持った人」と評され、繊細かつ大胆な作風と独特の色彩感覚には定評がある。クリントン米大統領(当時)来日時や、天皇陛下御在位10年記念式典の花の総合プロデューサーをつとめる。また、石井竜也氏、野村萬斎氏、千住真理子氏、仲道郁代氏、古川展生氏、村治佳織氏、桂由美氏、森英恵氏らとコラボレーションするなど、内外のVIPからも高い評価を得ている。目黒雅叙園での「華道家假屋崎省吾の世界」は、ライフワークとなっている。テレビ・雑誌・新聞など幅広い分野でも活躍。TBSテレビ「中居正広の金曜日のスマたちへ」、日本テレビ「おネエ★MANS」などにレギュラー出演。主な著書としては、「花筺(はながたみ)」、「華道家 假屋崎省吾 華麗なる花ことば」、「花暦」(以上 メディアファクトリー)、「假屋崎省吾自叙伝 花を愛した男」(阪急コミュニケーションズ)、「假屋崎省吾の百花繚乱」、「假屋崎省吾の食卓にあふれる愛」「假屋崎省吾の百花絢爛」(以上、講談社)ほか、多数。
著者 假屋崎省吾
発行 株式会社マガジンハウス
発行日 2007年10月25日
企画・編集 高野てるみ(TPO)
写真 ハナブサ・リュウ
装幀 穴倉須美子
定価 1400円(税抜き)