マニカの不思議な旅
“前世”で夫であった男を訪ねて
少女の不思議な旅が始まる。


1989年/フランス/カラー/1時間40分
インド洋に面した小さな村に住む10歳の少女マニカ。 何処にでもいるごく普通の女の娘。 でも彼女には不思議な能力が備わっていた。 それは“前世”のことを覚えているということ。 ある日マニカは、自分がある女性の生まれ変わりで、 前世では夫を持ち幸福に暮らしていたが、出産の 時に死んだのだと告げる。 彼女の教師であるダニエル神父は、マニカの目を 何とか現実に向けさせようとする。しかし、マニカは 自分なりの真実を求めようと家出をする。前世での 夫を捜しにネパールへと。 彼女を連れ戻すために後を追ったダニエルだったが 、探究心もあって、彼女の願いを叶えてやることが 彼女の幸せだと信じるようになる。そして、二人の 不思議な旅がはじまる・・・。
インド洋沿岸の小さな漁村で起きた“リインカネーション (輪廻転生)”をめぐる、不思議でロマンチックな 愛の物語。89年のカンヌ国際映画祭に出品され、 そのエスニック感覚溢れる映像で、見事観客賞を受賞。
原題 MANIKA THE GIRL WHO LIVED TWICE
監督 フランソワ・ヴェリエ
脚本 フランソワ・ヴェリエ
撮影 アラン・ルヴァン
録音 ポール・レーヌ
音楽 ナレシュ・ソハル
製作総指揮 ラウル・カッツ
製作 ラブラドール・フィルム
出演 ジュリアン・サンズ
アイシャ・ダカール
ステファーヌ・オードラン
ジャン=フィリップ・エコフィ
スレッシュ・オブロワ
サイード・ジャフリー ほか
1989年 カンヌ国際映画祭
"ある視点"部門出品作品
1989年 カンヌ国際映画祭観客賞