踊るのよ、フランチェスカ! |
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踊れなくても、踊ってみなさい!ただ今、ブルードウェイお受験中! |
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1997年/USA/カラー/1時間33分 |
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予告編 |
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「踊るのよ、フランチェスカ!」は、ブロードウエイでスターを夢見る人々と、その舞台裏を物語るオシャレでパワフルなミュージカル・シネマ。監督は
ファッション界で活躍中のフォトグラファー、ケリー・セイン。出演者はアルモドバル作品やヴィルジニ・テブネ監督「サム・サフィ」、また、あのゴルチエのファッションショーにもモデルとして登場しているロジー・デ・パロマや、ロバート・アルトマン監督「プレタポルテ」に出演したスーパー・モデル、タラ・レオン。カルヴァン・クライン・フレイグランスのモデルにも起用されたマーク・カニンガムなど、とってもファッショナブル。
でも、それだけでは終わらない、極めつけの演出は、現在女性となり(!)なんと、伝説のミュージカル女優エセル・マーマンの隠し子を自称するヴァーラ・ジーン・マーマンの主演と、彼女をとりまくインテリ、ファンキー、ジャンキーな、例えばハーバード大学で教鞭をとっているマーク・デンディを
はじめとする、女形の男たちの歌、踊りのゲイ達者ぶり。
40年代、50年代のNYの映画や、ファッションテイストを90年代にミクスチャーした特別仕様の音・色・香りがたまらない。

かってラスベガスのショーガールであった、リタ・ペイジは、その娘、フランチェスカをブロードウエイのスターにしようと、とんでもないステージママぶりを発揮。いわゆる、ブロードウエイの“お受験”中である。オーディションのひどい結果にもかかわらず、前評判最悪のディスコレビュー「女にお任せ」の主役となったフランチェスカ。ところが、悪魔のようなプロデューサー、ベロニカはフランチェスカのダメぶりを利用してショーを失敗させ投資家から金を巻き上げようという魂胆。このままでは娘の成功もダメになり、ベロニカの思うままに・・・。私利私欲がないまぜの正義感をつのらせ、ダイナマイト・マザーの一挙両得の戦いが始まる。これは、オール・アバウト・ダイナマイト・マザーの物語。
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